会社からのメッセージ
地震への備えを、一歩ずつ着実に。
熊本がまた震度7の地震に襲われました。今度は酷暑のさなかです。被災者の皆様、そして救助・ボランティアの皆様もどうぞ“無理”の声を上げ、ご自愛ください。
弊社では能登のように事後の復旧・復興活動も行っておりますが、そうなる前の事前の耐震化活動に力を入れております。2026年3月までに「木造住宅の耐震リフォーム達人塾」は13年間で356回の講習を実施、のべ18,752名の総受講者数を数えました。
能登地震でも今回の熊本地震でも、受講者が弊社のソフト「達人診断R1およびT.S.」を使い安価に耐震化した物件でほとんど被害が出ず、感謝の言葉を頂いたとのうれしい知らせが届いております。
ソフトには2026年9月に無料オプションで断熱計算シミュレーターが追加され、耐震改修にひと部屋断熱改修工事を同時に行うことで工事額を抑えながら、翌日からマイ避難所としても使える安心・快適な居住空間が提供されます。断熱工事費は翌月からの冷暖房光熱費の削減で充当されていきますので、コスト面でも安心です。
他方、木造以外では建物の倒壊はほとんど起きないものの、二次部材、特に天井の落下で人命が失われる事例が後を絶ちません。弊社では天井落下防止工法“ラムダ工法®”を開発し、合わせて揺れ軽減として天井内に斜め材を接着剤で配置する耐震設計(特許審査中)を用いてその普及に努めております。現在17ホールの設計施工が行われ、今回の熊本地震でも近県のホールには全く被害がなかったとの報告を受けております。これら接着工法は天井内に限らず、火気制約のある工場の改修など展開を図ってまいります。
地球科学者の鎌田浩毅氏の最近の著作「日本史を地学から読みなおす」(講談社現代新書 2795,2025年11月)によると、地震学者の間では南海トラフ付近の隆起量から次回の南海トラフは2035年頃に、著者は歴史地震の分布を考慮しても2040年までには確実に起こると考えられています。そしてその前40年、その後10年は内陸の活断層が動くというものです。もう、南海トラフの前の活断層の活動時期の後半に突入しているのです。1日も早く耐震化を進めなくてはなりません。皆様と共に着実に歩を進めてまいります。ご協力の程、どうぞよろしくお願いします。